外壁塗装と一緒にベランダや雨樋も塗るべき?まとめて施工のメリット

外壁塗装

外壁塗装を検討するとき、ベランダや雨樋の塗装も一緒にやったほうがいいのか迷ってしまいますよね。実は、同時施工にはかなり大きなメリットがあります。

足場代だけでも10万円以上かかることを考えると、別々にやるより一度にまとめたほうが費用を大幅に抑えられます。さらに、住まい全体の美観もアップして統一感のある仕上がりになります。

一方で、同時施工には注意点もあります。工期や業者選びなど、事前にチェックしておくべきポイントもいくつかあります。この記事では、まとめて施工するメリットから具体的な費用、注意点まで詳しく解説していきます。

外壁塗装とベランダ・雨樋の一緒に塗るメリットは?

1. 足場費用が1回で済むから大幅コスト削減

外壁塗装で最も大きな費用の1つが足場代です。一般的な2階建て住宅の場合、足場設置だけで10万円から20万円ほどかかります。

外壁とベランダ、雨樋を別々に施工すると、その都度足場を組み直す必要があります。つまり、足場代が2回分必要になってしまいます。しかし、同時施工なら足場代は1回分だけ。単純計算でも10万円以上の節約になります。

足場は住宅の周りを囲むように設置するため、一度組んでしまえばベランダも雨樋も作業できる状態になります。せっかく足場があるのに使わないのは、正直もったいないですよね。

2. 工期短縮で生活への影響を最小限に

外壁塗装は通常7日から14日程度かかります。ベランダ防水工事も単体で行うと3日から5日、雨樋塗装も2日から3日必要です。

これらを別々に行うと、合計で2週間から3週間ほど工事が続くことになります。その間、洗濯物を外に干せなかったり、窓を開けにくかったりと、日常生活に制約が出てきます。

同時施工なら、工期を大幅に短縮できます。全体でも10日から15日程度で完了するため、生活への影響を最小限に抑えられます。工事期間が短いということは、近隣への騒音や迷惑も少なくて済みます。

3. 住宅全体の美観がアップして統一感が出る

外壁だけを新しくキレイに塗り替えると、ベランダや雨樋の古さが目立ってしまうことがあります。特に雨樋は紫外線で色褪せしやすく、外壁がキレイになると余計に気になってしまいます。

同時に施工することで、住宅全体の色合いを統一できます。外壁の色に合わせて雨樋の色を変えたり、ベランダの防水シートも新しくしたりすることで、まるで新築のような美しい仕上がりになります。

また、劣化の進行具合も似ているため、次回のメンテナンス時期も合わせやすくなります。10年後、15年後のことを考えても、同じタイミングで手入れできるのは大きなメリットです。

どんなときにベランダや雨樋も一緒に塗るべき?

外壁と同じタイミングで劣化症状が出始めたとき

外壁に色褪せやチョーキング現象が見られるとき、ベランダや雨樋にも同様の劣化症状が現れていることが多いです。これは、同じ紫外線や雨風にさらされているためです。

ベランダの防水層にひび割れや剥がれが見つかったり、雨樋に色褪せや小さなひび割れが出ていたりする場合は、外壁塗装と同時に手入れするタイミングです。劣化症状を放置すると、雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性もあります。

特にベランダの防水層は、雨水が直接当たる場所のため劣化が進みやすいです。外壁と同程度の劣化が見られるなら、迷わず同時施工を検討しましょう。

足場を使う工事なら迷わず同時施工がオススメ

外壁塗装で足場を組むなら、ベランダや雨樋の点検・メンテナンスも一緒に行うのが効率的です。足場があることで、普段は見えない部分の劣化状況もしっかり確認できます。

雨樋の継ぎ目部分や、ベランダの手すり裏側など、地上からは見えない箇所の劣化も発見できるかもしれません。足場がある今のうちに、まとめて対処しておけば安心です。

また、屋根の点検も同時に行えます。屋根材の状態や棟板金の劣化なども確認してもらい、必要に応じて補修できるのも同時施工の大きなメリットです。

雨漏りのリスクを避けたいなら防水工事も必須

ベランダの防水層に劣化が見られる場合は、外壁塗装と一緒に防水工事も行うべきです。防水層の劣化を放置すると、雨水が建物内部に浸入し、構造部分にダメージを与える可能性があります。

雨漏りが起きてから修理するより、予防として防水工事を行ったほうが費用も抑えられます。内部の木材が腐食してしまうと、大規模な改修工事が必要になってしまうこともあります。

外壁塗装のタイミングで防水工事も行えば、住宅全体の防水性能がアップします。長期的に見れば、建物の寿命を延ばすことにもつながります。

まとめて施工するとどれくらい費用がお得になる?

足場費用だけで10万円以上の節約になることも

一般的な2階建て住宅の場合、足場の設置・撤去費用は12万円から18万円程度かかります。外壁塗装とベランダ・雨樋工事を別々に行うと、この費用が2回分必要になります。

同時施工なら足場代は1回分だけで済むため、単純に12万円から18万円の節約になります。これは工事費用全体の10%から15%に相当する大きな金額です。

さらに、業者によっては同時施工割引を設けているところもあります。材料の仕入れや作業効率の向上により、工事費用自体も安くなる可能性があります。

ベランダ防水は約5~16万円で同時施工が可能

ベランダの防水工事を単体で行う場合、足場代込みで15万円から25万円程度かかります。しかし、外壁塗装と同時に行えば、防水工事の材料費と施工費のみで済みます。

一般的なベランダ(10平方メートル程度)なら、5万円から16万円程度で防水工事が可能です。使用する防水材によって費用は変わりますが、単体施工と比べて大幅に安く抑えられます。

FRP防水なら8万円から16万円、ウレタン防水なら5万円から12万円程度が目安です。外壁塗装のついでに行えば、かなりお得に防水性能をアップできます。

雨樋塗装は外壁とセットなら追加費用も抑えられる

雨樋塗装を単体で行う場合、足場代を含めて15万円から20万円程度かかります。しかし、外壁塗装と同時なら、塗装費用のみで済みます。

一般的な住宅の雨樋塗装なら、3万円から8万円程度の追加費用で施工できます。雨樋の長さや材質によって費用は変わりますが、単体施工と比べて半額以下に抑えられることも多いです。

また、外壁と同じ塗料を使用することで、材料費も節約できます。余った塗料を有効活用できるため、無駄がありません。

ベランダ防水工事って何をするの?

FRP防水・ウレタン防水・アクリルゴム防水の3種類がある

ベランダの防水工事には、主に3つの工法があります。それぞれ特徴や耐用年数が異なるため、ベランダの状況に合わせて選択します。

FRP防水は、繊維強化プラスチックを使った防水工法です。耐久性が高く、歩行にも強いのが特徴です。新築住宅でもよく使われる工法で、15年程度の耐用年数があります。

ウレタン防水は、液体のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。複雑な形状にも対応しやすく、費用も比較的安価です。耐用年数は10年から12年程度です。

アクリルゴム防水は、伸縮性に優れた防水工法です。建物の動きにも追従しやすく、ひび割れしにくいのが特徴です。耐用年数は12年から15年程度です。

劣化症状に合わせてトップコート塗装か全面防水層の施工

ベランダの劣化状況によって、施工内容が変わります。軽度な劣化なら、既存の防水層の上にトップコートを塗装するだけで十分な場合もあります。

トップコートの塗り替えなら、3万円から5万円程度で済みます。防水層自体に問題がなく、表面の劣化だけなら、この方法で防水性能を回復できます。

しかし、防水層にひび割れや剥がれがある場合は、全面的な防水工事が必要です。既存の防水層を撤去してから新しい防水層を施工するため、費用も時間もかかります。

劣化の程度は専門業者に診断してもらい、適切な工法を選択することが大切です。早めの対処なら、トップコート塗装だけで済む場合も多いです。

耐用年数は10~15年で外壁塗装と周期がほぼ同じ

ベランダ防水の耐用年数は、使用する防水材によって10年から15年程度です。これは外壁塗装の塗り替え周期とほぼ同じタイミングです。

外壁塗装も一般的には10年から15年で塗り替えが必要になります。つまり、同時に施工すれば、次回のメンテナンス時期も合わせられます。

メンテナンススケジュールを統一できると、計画的に費用を準備できます。また、同じ業者に依頼すれば、前回の施工内容も把握しているため、適切なメンテナンスを提案してもらえます。

住宅全体の維持管理を考えると、同じ周期でメンテナンスできるのは大きなメリットです。10年後、15年後のことまで考えて施工計画を立てましょう。

雨樋も塗装したほうがいい理由とは?

外壁がキレイになると雨樋の色褪せが余計に目立つから

外壁を新しく塗装すると、雨樋の古さが一気に目立ってしまいます。特に白やクリーム系の外壁にした場合、雨樋の色褪せや汚れが際立ってしまいます。

雨樋は紫外線を直接受ける部分のため、色褪せが進みやすい箇所です。外壁と比べて面積は小さいものの、住宅の印象を大きく左右する部分でもあります。

せっかく外壁をキレイにしたのに、雨樋が古いままでは全体の美観が損なわれてしまいます。統一感のある仕上がりにするためにも、雨樋の塗装は重要です。

また、雨樋の色を変えることで、住宅にアクセントを加えることもできます。外壁が明るい色なら雨樋を濃い色にして引き締めたり、逆に明るい色で軽やかな印象にしたりできます。

塗装で劣化進行を遅らせて雨樋自体が長持ちする

雨樋の塗装は美観だけでなく、雨樋自体の保護にも効果があります。塗装によって紫外線や雨水から雨樋を守り、劣化の進行を遅らせることができます。

特に塩化ビニール製の雨樋は、紫外線によって劣化しやすい材質です。塗装することで紫外線をブロックし、ひび割れや変色を防げます。

雨樋の交換となると、足場代込みで20万円から30万円程度かかります。しかし、定期的な塗装メンテナンスを行えば、雨樋の寿命を大幅に延ばせます。

長期的に見れば、塗装費用のほうがずっと安く済みます。雨樋の機能を維持するためにも、外壁塗装と同時に手入れしておくのがおすすめです。

色を変えてアクセントにしたり統一感を出したりできる

雨樋の色を変えることで、住宅の外観イメージを大きく変えられます。外壁が同じ色でも、雨樋の色によって印象が全く違って見えます。

外壁が白系なら雨樋をダークブラウンにして落ち着いた印象にしたり、グレー系の外壁に白い雨樋で爽やかな印象にしたりできます。近年は雨樋をアクセントカラーとして活用する住宅も増えています。

また、破風板や軒裏と同じ色にして統一感を出すことも可能です。住宅全体のバランスを考えて色を選択すれば、プロがデザインしたような仕上がりになります。

色選びで迷ったら、外壁塗装業者に相談してみましょう。豊富な施工事例から、最適な色の組み合わせを提案してもらえます。

同時施工を依頼するときの注意点は?

外壁塗装と防水工事は職人が違うから工期を確認しよう

外壁塗装と防水工事では、専門とする職人が異なる場合があります。外壁塗装は塗装職人、防水工事は防水職人が担当することが多いです。

そのため、同時施工を依頼する際は、スケジュール調整が重要になります。どちらかの職人の都合で工期が延びてしまう可能性もあります。

事前に工程表を確認し、各工事の順序や期間を把握しておきましょう。天候の影響も考慮して、余裕をもったスケジュールを組んでもらうことが大切です。

また、職人の技術レベルにばらつきがある場合もあります。外壁塗装は得意だけど防水工事は経験が少ない、という業者もあるため、過去の施工実績を確認しておきましょう。

信頼できる業者選びが成功のカギ

同時施工を成功させるには、信頼できる業者選びが何より重要です。外壁塗装と防水工事、雨樋塗装のすべてに対応できる業者を選ぶ必要があります。

複数の業者から見積もりを取り、施工内容や費用を比較検討しましょう。極端に安い見積もりには注意が必要です。手抜き工事や材料のグレードダウンで安く見せている可能性があります。

また、アフターフォローの体制も確認しておきましょう。工事後に不具合が出た場合の対応や、保証期間についても事前に確認しておくことが大切です。

地元で長年営業している業者なら、評判や実績も確認しやすいです。近所で施工実績がある業者なら、仕上がりを実際に見ることもできます。

施工前に劣化状況をしっかりチェックしてもらう

同時施工を依頼する前に、住宅全体の劣化状況を詳しく点検してもらいましょう。見た目では分からない劣化が隠れている場合もあります。

特にベランダの防水層は、表面は問題なくても内部で劣化が進んでいることがあります。専門業者による詳細な調査で、適切な施工方法を判断してもらいましょう。

雨樋についても、継ぎ目部分の劣化や勾配の確認をしてもらうことが重要です。塗装だけでなく、部分的な交換が必要な箇所があるかもしれません。

点検結果をもとに、優先度の高い工事から順番に進めることも可能です。予算の都合で全てを同時に行えない場合は、緊急性の高い部分から施工してもらいましょう。

まとめ

外壁塗装とベランダ・雨樋の同時施工には、多くのメリットがあります。足場費用の節約だけでも10万円以上の効果があり、工期短縮や美観向上も期待できます。

特に、劣化症状が外壁と同程度に現れている場合は、同時施工を強くおすすめします。ベランダの防水工事も外壁塗装と同じ10年から15年の周期で行うため、メンテナンススケジュールを統一できます。

ただし、成功のカギは信頼できる業者選びです。複数の工事に対応できる技術力と実績のある業者を選び、事前の点検をしっかり行ってもらいましょう。

長期的な住宅の維持管理を考えると、同時施工は非常に効率的な選択です。足場を組むタイミングで、住宅全体のメンテナンスを一気に済ませてしまいましょう。

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